迷子の呼び出し?の効果的な方法。

僕が帯広のテーマ・パーク「グリュック王国」に行ったときのお話し。7名の仲間で札幌から出かけた。初めは好奇心で、長い槍で闘う「中世ヨーロッパの騎馬戦」のアトラクションに見とれていた僕と、彼らの興味は違ったらしく仲間とはぐれてしまった。どうせ園内だからどこかで会えると思い好き勝手に単独行動をしていると、突然!場内アナウンスが入った「迷子のお知らせです。札幌の○○からお越しの○○○○ちゃん!お母さんが探していま~す。白いジャンパーを着て紺色のデニムのズボンを履いた3歳くらいの男の子を見かけた方はお近くのインフォメーション・センターにご連絡ください・・・ピン・ポン・パン~♪」と?。なんと○○○○ちゃんとは僕と同じ名前ではないか?しかもジャンパーもジーンズの色も、札幌の○○からとは僕のこと?。友人のいたずらのお陰で迷子の僕はその場で赤面した。2回目のグリュック王国に行った時には、園内に入らず、僕は外の駐車場で窓ガラスやサンルーフ全開のクルマで寝て待った。今度は呼び出しアナウンスは無かった。

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インターネット文化塾(5)「若干20歳未満のパソコン年齢?」

パソコンは「大の苦手!ムリムリ」と言う年配者が多いが、パソコンこそが年配者向けのツールだと僕は思う。PCは若い者のものと決め付ける前に、考えてみれば「動かずして仕事が出来る」こんな便利な道具はない。むしろ動ける若者は身体を動かす仕事をすべきで、動きづらくなった年配者・高齢者が机に向かって仕事ができるPC作業をやるべきではと思う。広告の制作なども年配のスタッフで出来る仕事の一つだ。地元企業でも60歳、65歳定年制で退職する方々がほとんどだが、勤労意欲も技術も衰えていなければ企業の戦力として再活躍できるし、企業も年金受給のシニアを再雇用することで経営負担も軽く、相互メリットも生まれる。若者の感性が必要な場面はあるが、年配者の感性もまだまだ十分必要だと思う。PCでのビジネスは、むしろ高齢化社会に向いている。若者の上に立って指導していたシニアも、この世に現れて、たかだか「20歳未満のPC」を使えないなんて言っている時代ではない。「こいつは使えるな」と息子や若手社員を認めるようにPCを認め、諦めずに使いこなすための努力をすることだ。ノーベル賞受賞者も地道な研究と年月を惜しまぬ努力をした結果の受賞だ。天才は1%の才能と99%の努力だと天才が言っている。PCは高齢化社会を大きく変えるものだと思う。

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コミュニケーションの変化。

今の子供たちは「昔話」を知らないし「たとえ話」や「ことわざ」も知らない。高度な操作を要するゲームでしか情報を得られないから、昔話も通じなくなっている。お互いにゲーム機で通信しながら遊び、YouTubeで情報を得る。「子供騙し」という言葉はもはや存在しない。下手すれば大人より物知りだからだ。我が家の小学2年生の男児に、散らかしっ放しの部屋を片付ける様に言いつけると、ふざけてばかりで一向に片付かない。「男の癖に、口ばかり動かしていないで手を動かせ~っ!」と怒鳴ったら、なにやら両手をグルグル回し始めた?。昔の例えや、会話がかみ合わない。彼にしてみれば「口も、手も動かしている」つもりなのだろうか?

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エネルギー消費の多い冬の北海道と「石炭手当」。

北海道で戸建てに住めば、除雪作業は付き物だ。一方、分譲マンションに住めば管理組合で通路や駐車場除雪もやってくれる。賃貸マンションにしても管理人が居れば住民は除雪作業から開放される。マンションの販売実績の中で、地方都市の戸建てを売却して、札幌都心のマンションに移り住む人も目立って多いと聞く。除雪労働からの解放と利便施設が至近の理由からだ。僕は戸建てで除雪は「冬のスポーツ」と割り切ってはいるが、すべて人力で雪と格闘かと言えばそうではなく「スノースロアー」と言う小型ロータリーで雪を飛ばして一箇所に山積みし、週一で造園業者さんの大型ロータリー車とダンプカーで排雪して貰っている。この小型ロータリーも僕が広告でお世話になったメーカーさんから20年前に購入したもので毎年のオイル交換だけで今も健在だ。札幌でも恐ろしい程の豪雪の年があった。毎日毎日3度も4度も除雪をして身体が持たないくらいに疲労した。人力ではとうてい積めないほど雪山や雪の壁が高くなり、お手上げだった。翌年「スノースロアー」と「移動式融雪機」を買った。しかし融雪機は恐ろしく灯油を消費する事がわかり後に手放した。あの豪雪の年を境に「冬対策商品」は売れた。融雪装置にも色々な方式があり、僕は電力会社と建設会社のジョイントで出来た深夜電力利用の埋設型融雪槽のPR用のV-CMを制作担当した。もう一つの方式は強力な灯油燃焼バーナーで融雪する埋設型だが、灯油の消費量は相当だった。また、一般の切妻屋根の軒先に電熱ヒーターを使用した融雪装置も増改築業者の手で盛んに施工された。ロードヒーティング工事も盛んで不凍液を暖めて循環させる方式も結局灯油ボイラーを増設しなければならなかった。電気は安全でクリーンなエネルギーとしてオール電化住宅には、IHの調理台、電気温水器、床暖房が。都市ガスの暖房や給湯システムも大型施設に採用された。電気代も燃料費も気にしない良き時代の商品はランニングコストがかかる物ばかりだった。近年、電気代も灯油代も値上げで、消費者はエコロジーな商品を好んで選択している。少し前までは道内では、どの企業でも「石炭手当」または「燃料手当て」なる冬季手当てが独身にも世帯持ち社員にも支給されていて、出費の多い冬の生活を後押ししてくれたものだ。石炭は、今やどこの家庭でも使っていないと思われるが「灯油」とか「電気代」や「ガス代」の手当て「冬季エネルギー手当」に相当する冬季手当ては消滅してしまったのだろうか。

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インターネット文化塾(4)「広告コピー」

広告でコピーとは、キャッチフレーズやいわゆる宣伝文句のことです。消費者の印象に残り、内容が理解しやすいなど、かつてのコピーライターに求められたものは、いわゆる「良い文章」とほぼ同じでした。
ところがインターネットが普及すると、コピーの役割は大きく変わりました。企業のウェブサイトでは、書かれている一言一句がアクセス数やリピート数、販売の成果に直接影響するようになりました。商品名やキャッチフレーズだけでなく、消費者が検索してくれる可能性の高いキーワードを見出しや本文、リンク語に駆使して、企業の言いたいことを組み立てなければならなくなりました。
さらに直接ウェブサイトやネット広告と関係しない、新聞やテレビ、DM、フライヤー、看板などでも、興味を持った消費者が、そこに書かれた単語を頼りにインターネットで検索する可能性が高くなっています。つまりすべての広告コピーに、ウェブサイトと同様の配慮が必要になったわけです。
この意味では、CMの最後に、自社独自の造語などで検索させるのはあまり良い手だとは思えません。独自の単語は一時的に検索上位になりやすく、キーワードを買いやすいですが、ウェブサイトという戦略的な時間軸で考えなければならない場所にはふさわしくないからです。
経済成長期と違い、消費者の人口も可処分所得も減り、さらには、異業種・異ジャンル商品までもがライバルとなる現代は、ゼロどころかマイナスサム社会かもしれません。その中で、きっちりシェアを確保・拡大したいと思うなら、一度お近くのコピー・ライターに声をかけてみてはいかがですか

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